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配信日:2018.09.04
日本の国技である相撲は、1995年に女性にも参加資格が生まれ、男女同権のもとに新たなスポーツへと発展していった。そして時は1998年旧暦の7月、相撲の神と呼ばれた龍風山を父に持つ少女、栗尾由美は、今日こそ高樹牙雄に告白しようと校門で待っている。無意識のうちにシコを踏みながら……。
『赤い相撲 −愛のどすこい伝説−』は、1991年にコンパイルから発売された『ディスクステーション98 #6』に収録されていたアドベンチャーゲームです。全3部作となっており、今回はその第一話の配信となります。
本作ではプレイヤーは栗尾由美となって学園生活を送ることになりますが、自分を勇気づけるおまじないが「どすこいどすこい」だったり、“主人公の心理描写がポエム調”だったり、さらにはコマンドメニューが相撲の取組表のようだったりと、実に独特な世界観を築いています。少女漫画的な心理描写と“シコをふむ”等の選択肢が同じ画面に共存するミスマッチは、本作ならでは魅力(?)と言えるかもしれません。
物語のボリュームは決して大きくないものの、個性的な設定と破天荒な展開が楽しい本作品。コミック的な手軽さでアドベンチャーゲームを楽しみたい方にオススメの作品です。