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配信日:2019.01.22
遥かなる太古、宇宙創造の神は15の次元界を造ったのち、そのすべてを「神聖剣」でつなぎとめ、光と闇の神々にそこを平和に導くよう言い残し、何処へともなく去っていかれた。ある日小さな争いがもとで、2つの神々の間に、15次元界全てを巻き込むほどの全面戦争が勃発してしまい、そのあおりを受けた「神聖剣」は、粉々に砕け散ってしまう。自分たちの過ちに気付いた神々が、慌てて世界を修復しようとした時はすでに遅く、光の神々の手には「エルダーアイン」を含む3つの次元界と神聖剣の柄が、闇の神々の手には「カオス」を含む3つの次元界と神聖剣の切っ先が残されただけとなった。
残りの9つの次元界を「夢幻界」という。神々はせめて自分たちの手に残った3つずつの次元界が、再び散り散りにならぬよう、小さな「神聖剣」を作った。「光の神々」が作りし神聖剣を「ヒルツ・スレイヤー」と呼び、「闇の神々」が作りし神聖剣を「エンド・スレイヤー」と呼ぶ。2つの神々は、かつて創造神がそうしたように、各々3つずつの次元界の中心をその神聖剣で貫き、「夢幻界」修復のエネルギーを蓄えるため、深い眠りについた……。
本作は1990年にリリースされたロールプレイングゲーム。前作にあたる「II」が「I」のエンディング直後からだったのと同様に、本作も「II」のエンディング直後から開始。夢幻界におとされて数々の冒険を経た歴戦の戦士が、懐かしい元の世界の景色を目にするところからスタートします。
ゲームはトップビューのシンボルエンカウント。最大4人のパーティを組んで冒険することになります。ちなみに主人公は人間ですが、仲間になる種族は実に多彩で、エルフやドワーフといったおなじみのものから、ドラゴン、ジャイアントなどが仲間になることもあります。また本作では装備がクラスではなく、種族に紐づいているので、クラスはもちろん種族の選択も重要になります。キャラクターレベル13で能力を選択してクラスチェンジが可能。特定のクラスを選択していくことで、以降のレベルでもさらなるクラスチェンジができるといったフィーチャーもあります。
戦闘はオートバトルを採用。直感的に楽しめる内容となっており、武器を使った攻撃や、各種魔法を駆使して戦うことになります。また物理攻撃に対しては防御が非常に有効で、防御を上手に使いこなすことが戦闘のカギとなるでしょう。
和製RPGの原点としても評価が高い本シリーズ。シリーズを通してプレイすることで、壮大な物語と和製RPGの原点が体験できるので、この機会にぜひ通しでプレイしてはいかがでしょうか。