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配信日:2010.09.28
西暦3900年代、超空間理論の完成からおよそ1千年を経た地球は、植民地主義・人類至上主義を強く掲げる軍事政権のもと、銀河の支配を急速に推し進めていた。そして3993年、地球帝国の「破壊と流血のフロンティア」は、その到達点を迎えようとしていた。史上最強の大軍団が、未だ地球帝国の力に屈しようとしない反対勢力を制圧するため、銀河辺境へ向けて、恐らく最後の出撃を開始したのである……。(マニュアルより)
本作は1993年にシステムソフトからリリースされた3Dシューティング……というと自分で戦闘機などを操作して敵と戦うというイメージがあるかと思いますが、本作はかなり異色な内容となっていて、なんとプレイヤーはELS星団の戦闘機“SOLID LANCER”のイチ砲撃を演じることになります。
ゲームは劣勢を強いられるELS軍が、起死回生を狙って地球帝国の旗艦へ決死の突撃を試みるというストーリーとなっており、仲間が操縦するSOLID LANCERに群がる敵を撃墜していくというものになります。武器はレーザーと、弾数制限があるが画面全体にダメージを与えられるがボムの二種類のみ。敵を撃ちもらして攻撃されると次第にシールドがなくなり、シールドがゼロになった状態でダメージを受けるとゲームオーバーとなります。ちなみにシールドやボムはアイテムを回収することで補充することができます。
当時、本作は3Dの意欲作として知られ、PCのスペックに合わせて描画速度を変更できる機能などはマニアの間では評価されました。さらにゲームの難度は、EASY、NORMAL、HARDの三段階に設定できる他、プレイ中には腕前を6段階で評価してくれたり、スコアなどもあるためヤリ込み度も十分。プレイヤーは砲撃手であるために自機を操縦できないもどかしさがありますが、逆にそれが新たな刺激であったことは間違いありません。ちょっと変わった3Dシューティングをプレイしたい人は、試してみてはいかがでしょうか。