ゲームをご購入(ダウンロード)いただくには アミューズメントセンターへの入会(無料)とEGGサービスへの加入(月額550円) が必要です。
配信日:2024.01.23
ボクは“アルル・ナジャ”…魔道師のタマゴ。りっぱな魔導師になるために古代魔導スクールをめざして旅を続けている。旅を続けてどれくらいになるだろうか。ボクはいつしか怪しげな森の中をさまよっていた。
フッと何かの気配に気付いた時、背後から何者かの影が踊り出てきた。
『ほーっほほほほほほほほほほっ!!』
高笑いと共に、とんでもなく派手な格好のお姉さんの登場だ。
「あのお、あなたは誰ですか?」
『問答無用! いでよ“ミノタウロス”!!』
『ウォォォォォォォ!!』
お姉さんの背後からひときわ巨大な影が現れた。人間の体にウシの頭がついてる、と~ぉってもタフそうなヤツ。
『さあ、“ミノ”! あのガキんちょを叩きのめすのよ!!』
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ボクはクルっと向きをかえると一目散に駆けだした。
本作は1994年にリリースされたロールプレイングゲーム。これまでの『魔導物語I 3つの魔導球』『魔導物語II 〜アルル16才〜』は『魔導物語1-2-3』の“1”や“2”をベースにしたものでしたが、本作は『魔導物語1-2-3』の“3”のオープニングとエンディングは踏襲しつつも、それ以外はオリジナルのストーリーで展開。アルルとルルーによるユーモラスな物語が楽しめます。
ゲームは前作までと同様に複数階に渡る8×8のダンジョンを冒険することになり、今回は疑似シンボルエンカウントのコマンドバトルになりました。戦闘ではコミカルな音声はもちろん、アルルの体力や魔力の残量やステータス状態が“言葉・表情・音楽”で表現されるファジー・パラメーターシステムも健在! ほかにもカーバンクルによる、魔導砲やアイテムのつまみ食いといったユニークな演出も楽しめます。
同じ“3”を冠していても、オリジナルのMSX版とは大きく異なる内容は、MSX版のプレイヤーであっても新鮮な気持ちでプレイできることは必至。コンシューマーならではの新たな『3』を、ぜひお楽しみください。
©SEGA
本作では、旧作のゲームを忠実に再現するため、一部に不適切な表現があります。予めご了承ください。