『Xak』はマイクロキャビンを代表するARPGシリーズであり、特にそのMSX版は「MSXゲームミュージック界にマイクロキャビンあり!」と高らかに凱歌を奏してみせた記念碑的な一作である。これをFM音源版/PSG版ともに余すところなく完全収録*し、EGG MUSICにて初サントラ化!
先行するPC-8801版やX68000版と同じく、作曲は笹井隆司&新田忠弘コンビが担当している。音源的にはどうしても前二者に及ばないと思われがちなMSXだが、彼らは「MSXでここまでできるのか!」というほどの、驚くべき大奮闘をみせる。事実、その音圧ときめ細かさは、PC-8801版に勝るとも劣らないものであるといえるだろう。また、MSXだけで聴ける曲があるのも見逃せないところだ。
しかし本作はまだ、MSXにおけるマイクロキャビン伝説の序章に過ぎない。『XakII』『フレイ』『ガゼルの塔』……と、さらに洗練を遂げていく彼らのMSXサウンドの足跡を、ぜひとも追いかけてみてほしい。
* ボツCG関連の楽曲はFM音源版が存在しないため、PSG版のみの収録となっております。