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配信日:2018.10.02
違法薬物取締組織ワイルドターキーは、世界中に蔓延するアシッド・バードという麻薬を追っており、ボスのシーバース、オペレーターのロバート、グレン兄弟(フィディック&グラント)、美女レミー、タンカレーの6人で構成されていた。だが、タンカレーが捜査中で死んでしまい、その直後に配属されたのが君である。新人である君は、レミーと共にタンカレーが追っていた売人グループについて捜査を進めることにした……。
1992年にコンパイルよりリリースされた『rusty #1』は、『ディスクステーション98 #11』に収録されていたアドベンチャーゲームで、4話から構成される『rusty』シリーズの第1話となります。ゲームは直感的にプレイできるコマンド選択方式を採用しており、Look、Talk、Hear、Thinkなどのコマドを選ぶだけでストーリーは進行し、難度もそれほど高くはありません。小説を読むような感覚で気楽にハードボイルドな世界が堪能できることでしょう。
コンパイル作品といえば、どこかおちゃらけた感じのイメージがありますが、本作では麻薬捜査官の活躍を描くという大人のストーリーにチャレンジしているため、同社の作品としては異色作といえます。登場人物名にウイスキーなどの銘柄からとったものが多い点などから本作に対するこだわりが伝わってきます。そうした部分に着目しながら本作をプレイすれば、コンパイルの新しい側面が見えるかもしれません。